階段滑り止めのゴム(タイヤ)がズレているのを見るけどなぜ??

よく街中で歩いていると階段の角にノンスリップ(階段滑り止め)が付いていることがありますよね?
種類はさまざまあると思いますが、今回は金物の中にゴム(タイヤ)が入っている商品について説明します。

街中で見かけるノンスリップ(階段滑り止め)でゴム(タイヤ)が縮んでいたり伸びて飛び出したり、ズレている階段って見たことありません?
 ゴム(タイヤ)には金物にはめ込むタイプと金物に両面テープで固定するタイプがあります。
 ズレやすいのは、前者のはめ込むタイプになります。
はめ込んでいるだけでなのでどうしても歩行量などによっては、ズレなどが生じます。
じゃあ両面テープで固定する方が良いんじゃないの?ってなると思いますが、はめ込みは交換することも容易に出来るので改修で床材の色を変えたのでゴム(タイヤ)も変えようなどもしやすいです。

ズレの他に伸縮がある階段も見かけたことありませんか?
それはゴム(タイヤ)の性質上にあります。ゴム(タイヤ)は熱によって伸縮があります。
施工の時期や気温の差が激しい場所によっては伸縮が大きく出てしまうことがあります。
 その伸縮の差が少しでも小さくなるように弊社では一部製品にはゴム(タイヤ)にガラス繊維を入れることで伸縮を抑えています。
 また、そのような現象が出る可能性があり、金物と同じ長さでピッタリ切ってしまうと伸縮で隙間が空いたりします。施工する職人さんたちは長年の経験から長めにゴム(タイヤ)を充填されます。

ゴム(タイヤ)のズレを防止するには?
じゃあどうしたらズレを防止できるの?

アシストの定番のノンスリップ(階段滑り止め)にはスパイクリング(76-100)という縮みやズレを防止する金具があります。

76-100(スパイクリング)製品ページはこちらをクリック

金台をビズで固定する際に、両サイドにスパイクリングを一緒に取り付け、タイヤに噛ますようにはめ込むとズレにくくなります。
また、スパイクリングがない場合や、使用できない商品の場合は、ゴム(タイヤ)をはめ込む際に両サイドだけでも瞬間接着剤を入れるだけで、ズレにくくなります。
 その際は、全部に接着剤を入れてしまうとタイヤ交換をするときに大変になるので、あくまでも両サイドのみに少しつけてくださいね。※但し絶対大丈夫というわけではありません。

今回はゴム(タイヤ)についての豆知識でした。
次回もお楽しみに!!

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